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2022.8. 1
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【開催報告】超吸収型サニタリーショーツブランド「Bé-A〈ベア〉」、HANKYUこどもカレッジにて、親子で学ぶ生理セミナー「学校では教えてくれない、女の子のからだのコト」を2年連続開催。

超吸収型サニタリーショーツブランド「Bé-A〈ベア〉」を展開する株式会社Be-A Japan(本社:東京都渋谷区神宮前、代表取締役:髙橋 くみ、取締役:山本 未奈子)は、2022年7月31日(日)、株式会社 阪急阪神百貨店が主催する「HANKYUこどもカレッジ」にて、親子で学ぶ生理セミナー「学校では教えてくれない、女の子のからだのコト」を開催しました。
昨年の開催時には定員がすぐに埋まるほどご好評をいただき、この度2度目の開催となりました。


本セミナーでは、これから生理を迎える、また生理を迎えて間もない小学高学年以上のお子様とその保護者の方を対象に、生理そのもののメカニズムなど女性の心身に起こる変化や、吸水ショーツをはじめとした生理期間を快適に過ごすためのさまざまな選択肢をBe-A Japan代表髙橋がご紹介。学校生活における生理中のお悩みや家庭内の性教育についても触れ、親子それぞれが不安を解消して安心して過ごせるよう、準備や心構えをお伝えしました。当日は、7組の親子16名様にご参加いただきました。


・生理セミナー企画の背景

Be-A Japanでは、「Girls Be Ambitious Project (ガールズ・ビー・アンビシャスプロジェクト )」と称し、次世代により良い世界を手渡すことを目的としたブランド活動を行っています。本プロジェクトのメインとなる活動の1つが、生理セミナーです。


私たち大人のほとんどは、生理についてよく知らないまま初潮を迎え、その都度起きる色々なことに戸惑いながら過ごしてきました。正しい知識を得ることなく、一つひとつ経験しながら学んできた生理について、漠然とした知識しか持ち合わせていない大人も少なくありません。そうして、生理はどこか恥ずかしい、隠さなくてはいけないものとして過ごしてきた大人が親世代となり、我が子へさえもしっかりと伝え切れていないという現状も。


さらには、小学校の教科書への生理の記載はほんの数ページ程度。女性が約40年間付き合う大切なからだの仕組みであるにもかかわらず、正しく時間をとって学べていないという課題があります。
知識が少ないまま、生理の不安や悩みを抱えながら成長していく…時代が変わっても女性と生理の関係は変わっていないのです。


生理を迎えた小中学生に対してBé-A〈ベア〉が独自に実施したアンケートによると「学校や外出先でナプキンを変えるのが嫌だ」と答えた人は86%。「自宅でも、ナプキンを変えるのを家族に気付かれるのが嫌だ」という回答をした人は、半数いました。
また、はじめて生理を迎えるお子様に対して、どのように接し、何を準備してあげたら良いのかと悩むご家族の声も。
そんな悩みや不便が解消されるようサポートし、未来を生きる子どもたちが、自分のからだを大切にしながら、のびのびと過ごすことができるように、これからはじまる「生理」との付き合い方について、親子で一緒に学べるセミナーを継続的に行っています。


昨年8月、Be-A Japanとして、全国で初めて生理セミナーを開催したのが、この「HANKYUこどもカレッジ」。阪急うめだ本店が目指すサステナビリティ実現の一つで、子どもたちの未来へ繋げる取り組みの一環として全館で開催しています。

今年は「新しいことに挑戦する夏へ!」をテーマに、7/27(水)~8/9(火)の間、子どもたちの「知りたい」「学びたい」という探究心を育てるさまざまな約200講座のイベントを開催しています。


親子で学ぶ生理セミナーは、昨年好評だったことを受け、「HANKYU こどもカレッジ」として2年連続の開催となりました。


・当日の様子


本セミナーでは、Be-A Japan代表の髙橋くみが登壇し、「生理とは?」「生理用品の最新事情~親子で学ぶタッチ&トライ~」「どう過ごす?生理中のケア~学校では教えてくれない生理のこと~」に加え、今回生理用品にまつわる身近な環境問題にも触れる「生理とSDGs」についても掘り下げました。


冒頭は、「生理」についての基礎知識を説明しました。「経血の色はどんな色?」「生理は約何日間続いてどんな変化がある?」など、生理そのものを知ることからお話ししました。 「生理」を迎えると心身にどのような変化が起こるのか、生涯を通して女性の体に起こる変化についても触れながらトークを進めました。


続いて、「生理用品の最新事情」として、実際に生理用品を手に取り、液体を吸水させてみるなど、実験形式で学んでいただきました。

羽付きナプキンの装着方法や、切れ込みを入れたスポンジを膣に見立てて、タンポンを挿入させてみるなど、より実践的な内容も交え、使用する際に少しでも戸惑いや不安がないようにレクチャーしました。


また、月経カップや吸水ショーツ等最新の生理用品にも触れ、いろいろな選択肢があること、そして私たちはそれを自由に選択できるということをお伝えしました。保護者様からは「自分たちの時代より進化している、生理の時の選択肢を知ることができてよかった」とお声をいただきました。


過去のセミナーでも毎回反響がある「どう過ごす?生理中のケア~学校では教えてくれない生理のこと~」のパートでは、子どもならではの悩みに着目し、学校生活における過ごし方を中心に解説。体育や水泳の授業で気をつけるべきことや生理用品の正しい捨て方など、学校生活のシチュエーションを想定した具体的なアドバイスを行いました。
髙橋の「自分に合った生理用品はどれなのか。今日は1日中外で運動する日、今日は勉強に集中する日、だからこのアイテムを使うと良さそうだな!と、たくさんの選択肢を知っておくことで、我慢したり、無理をするシーンが少なくなります。」との話に、子どもたちは真剣に耳を傾けていました。


最後に、「生理とSDGs(環境問題)」についても触れました。
実は世界の海洋プラスチックゴミの第5位である生理用品。身近な問題からSDGsを学ぶきっかけになるように、女性が生涯どれくらいのナプキンを使うのか、それを地球レベルで考えるとどういう環境問題に直結するのかについてお話ししました。「環境へ想像以上影響があるんだ」と子どもたちからは驚きの声があがっていました。


・参加者の声

■生理は友達は始まっていると聞いていたけど、べつにあせらなくていいことがわかった。
(小学校5年生)


■タンポンの本物を初めて見てびっくりした。もっと小さいものだと思っていた。自分は生理について全く知らなかったんだな、と実感した。生理用品の使い方も、もっとちゃんとくわしく調べようと思う。
(中学1年生)


■生理が来る前にきちんと説明しておきたいと思っていましたが、上手く説明する自信がなかったので参加しました。特に生理前におりものがはじまることについて、すっかり失念していたので話を聞けてよかったです。
(小学校4年生の保護者)


■自分自身もよくわかっていない部分もあり、なかなか家庭で教えることができないので初潮を迎える前に少しでも知っておいて欲しいことだったので参加してよかったです。タンポンは私自身あまり使ったことがなかったので、吸水実験はすごくびっくりしました。
(小学校4年生の保護者)


・Be-A Japan代表取締役CEO髙橋くみからのコメント

昨年に続きHANKYUこどもカレッジにて、生理セミナーを開催できましたことを大変嬉しく思います。
生理用品に初めて触れるお子さんも多かったと思いますが、本当に熱心に話を聞き入り、「知りたい!」「学びたい!」というその思いを感じ、心から嬉しく思いました。
学校では、体や生理の仕組みをさらっとしか教えてくれません。実際に子供たちが生理に直面したときに、不安や悩みを抱えることなく、正しい知識を持って自分らしい選択ができるように準備をしておくことがとても大切だと考えています。
生理は自然現象で、決してタブーではないという考え方が浸透するように、Bé-A〈ベア〉として、次世代に向けた本活動を積極的に広げていきたいと思っています。


・本セミナーの概要

【 実施概要 】
◆名称:親子セミナー「学校では教えてくれない、女の子のからだのコト」
◆日時:2022年7月31日(日) 13:00~14:00
◆会場:阪急うめだ本店 10階 特別室(〒530-8350 大阪府大阪市北区角田町8番7号)
◆対象:これから生理を迎えるお子様、生理を迎えて間もないお子様と保護者の方
※小学校高学年以上を対象とした内容です。
◆参加者:7組16名