NEWS

NEWS

2023.6.15
  • BRAND

株式会社Be-A Japanが湘南学園中学校高等学校と2度目のタッグ。未来を担う中高生と考える『生理セミナー』を開催。

超吸収型サニタリーショーツブランド「Bé-A〈ベア〉」を展開する株式会社Be-A Japan(本社:東京都渋谷区神宮前、代表取締役:髙橋 くみ、以下「Be-A Japan」)は、湘南学園中学校高等学校の男子生徒と女子生徒に向けて、昨年に引き続き第2回目となる生理セミナーを、2023年6月9日(金)開催いたしました。


「ジェンダーを考えるプロジェクト」チームと、2度目のタッグが実現。
女性の悩みに寄り添う製品の開発やサポート活動を行うBe-A Japanは、次世代により良い世界を手渡すことを目的とした取り組み「Girls Be Ambitious Project (ガールズ・ビー・アンビシャス プロジェクト)」を発足。2020年7月より18回にわたって計468名の方へ、生理への理解を深め、性や生理にまつわる課題の解決を目指す「生理セミナー」を実施しています。

湘南学園中学校高等学校は、様々な生き方や考え方、文化との出会いを通じて、生徒の認識と行動を豊かにしていくことを目指す人格形成のためのカリキュラム「湘南学園ESD(持続可能な開発のための教育)」に取り組む学校です。
その取り組みの一環として、昨年、高校2年生の男女14名により作られた「ジェンダーを考えるプロジェクト」チームとBe-A Japanは、男子生徒と女子生徒に向けた生理セミナーを行いました。そして今年は、昨年のチームから想いを引き継いだ新たなプロジェクトチームとBe-a Japanが再タッグ。6月9日(金)に生理セミナー第2弾を開催いたしました。


生理はタブーではない!次世代へバトンを手渡すために。
近年、性や生理に関する知識は徐々に身近なものとなりつつあります。しかし、家庭や教育の場においては、子どもたちが学ぶ機会が十分に得られていない現状が指摘されています。

「知りたいのに、家庭でも教育の場でも学ぶ機会が少ない。」
「正しく知ることができたら、自分のことや自分の大切な人を、もっと想いやることができるかもしれない。」
子どもたちは知りたいことや学びたいことを思い描きながらも、情報社会においては様々な情報が錯綜しており、自らの力だけでは正しい知識を得ることが難しいという課題もあります。

昨年で終わることなく、今年は「Over the rainbow project」チームへと進化した、湘南学園中学校高等学校の生徒の皆さんの元を訪れ、女性の日常の中で身近な“生理“について伝え、ともに考える機会が持てたことは、教育の場で生理をタブー視することなく、性別を問わず学び理解を深める機会をさらに広げていく一歩となりました。


当日のセミナー の様子
本セミナーでは、Be-A Japan 代表取締役CEO 髙橋 くみと、同社CPOの中村千春が登壇。
男女で持ち合わせている知識量や経験の違いも考慮し、男子生徒向けと女子生徒向けで時間を分けてそれぞれにセミナーを実施し、その後男女合同での意見交換の場を設けました。


■男子生徒向けセミナーの様子

男子生徒向けセミナーでは、そもそも生理とは?女性の体にどんな変化が起こる?などの基礎知識を説明しました。なんとなく“辛い” “痛い”というイメージは持っていたけれど、人によって症状も違えば、感じ方もそれぞれ。
「もしかしたら今生理で辛いのかも」と想像をするだけで、声の掛け方、接し方が変わるかもしれないというお話をしました。

さらに、ジェンダー平等について触れる場面も。
「平等と公平の違いについて、例えば「メガネ」を例として挙げると、裸眼で、目が悪い人、少しだけ悪い人、とてもよく見える人がいるとします。その状況で同じ物を見るということは、条件でいうと平等といえますが、そもそもの見え方が異なるため、人によってはうまく見えない不便さがあります。
では、それぞれに合ったメガネをするとどうでしょうか。同じ物を同じように楽しめるようになりますね、それが公平です。ハンデを埋めるように補ってあげる、今回でいうと生理による不調や不便に対して、少しでも快適に過ごせる方法を考え、寄り添ってあげることで、性別に関係なく、誰もが公平に生きやすい社会を作ることができるはず。これは、生理だけでなく、様々な事柄にも言えます。」
と、髙橋から伝え、頷きながら真剣に聞き入る男子生徒の姿が印象的でした。

セミナー中盤には、ワークショップも開催し、生理用ナプキンやタンポンに実際に吸水をさせてみる実験を実施。
「意外とサラサラしている」「ここまでの量には耐えられなそうだな」「これを1日つけているのは想像するだけで大変そう」など様々な声が上がりました。

最後には、「こんなとき、あなたならどうする?」をテーマに、ディスカッションを行いました。
『予定していたデートの日、「突然生理になって痛みが強い」という連絡が来た場合はどうする?』というテーマには、「生理用品と、彼女が好きな食べ物を買って、デートプランを変更しするのはどうだろうか。相手に気を使わせないように、ゆっくり過ごせる方法を考えるのがいいかもしれない。」と高校生ならではの視点と思いやりで考える様子が伺えました。
また、『母親の具合が悪そう、頭痛・腹痛を訴えているときはどうする?』というテーマでは、「看病というよりは、他のことでサポートをしてあげたらどうだろう。家族で協力してあげたい。」という意見が上がり、会場からは拍手が起こりました。
髙橋は「声をかけてもらえるだけでも嬉しいもの。たとえ大丈夫?辛い?という言葉がなくても、行動で寄り添ってあげられることはたくさんありますね。」と話しました。
今後出会うかもしれない、具体的な場面を想定しながら有意義なディスカッションとなりました。


■女子生徒向けセミナーの様子

続いて、女子生徒向けセミナーでは、生理の経血量についてや、生理期間中以外にもPMSや排卵痛などの症状があり、痛みの強さも人それぞれであることなど、学校教育ではあまり触れられることのない情報をお話ししました。
中村からは、「自分はこうだから相手もこうだろうという思い込みは、時に人を傷つけてしまうことも。相手を思いやる気持ちは、女性同士こそ必要ですね。」と話しました。
また、生理の終わりについても触れ「更年期症状」というものが現れる人もいるなど、女性の人生において約40年間付き合う生理について説明しました。

そして、最新の生理用品事情では、生徒の皆さんからリクエストのあった“海外の生理用品事情”もご紹介。日本とどこが違う?など、見慣れない生理用品を手にしながら、様々な選択肢の中から自分に合ったものを選ぶことの大切さをお伝えしました。髙橋からは、社会の中で生きる先輩として、仕事と生理の付き合い方や、一人一人が持つパワーの素晴らしさ、そして社会を変える、そんな力を秘めていることをお伝えしました。

セミナー後半には、男子同様、「こんなとき、あなたならどうする?」をテーマに、グループディスカッションを実施。
『街で歩く女性の洋服に赤いシミを発見した場合はどうする?』というテーマには、「なかなか勇気がいることだけれど、私だったら教えて欲しい。ダイレクトに伝えるのではなく、洋服をかけてあげたりと、色々な工夫ができるかも」という意見が上がりました。
また、『小学生の子に生理を教えるとしたら、どんなふうに教えてあげたい?』というテーマでは、「まずは、生理は決して恥ずかしいことではない、ということを教えてあげたい。とはいえ、まだまだ生理に不安もあるはず。少しでも不安を取り除けるように、具体的な場面を想定して、細かく対処方法を教えてあげるのがいいかもしれない。」という意見が上がりました。


■男女合同ディスカッションの様子
そして最後には男女合同で、ディスカッションを実施。
それぞれのセミナーを通して感じたことを発表しました。未来を見据え、一人一人ができることは何か考える姿が印象的でした。

■参加学生からの声
・生理は自分の意思でコントロール出来ないため、常に気にしないといけないと考えるとツライなと思った。
(高校生・男性)

・生理の血はすこし緩んだ蛇口のようにポタポタ垂れ続けているということを初めて知りました。生理用品のゴミの排出量が5位ということもびっくりした。
(高校生・男性)

・人それぞれ違った症状や考え方があるから、友達などに声をかけるときにそのことを考慮してお互い話し合えることがベストだなと思いました。
(高校生・女性)

・生理の重さなど人によって全然違うから、女性どうしでも決めつけたりするのは良くないなと思った。
(高校生・女性)


【 実施概要 】
◆日 時:2023年6月9日(金)
◆会 場:湘南学園中学校高等学校 (住所:神奈川県藤沢市鵠沼松が岡4-1-32)
◆対 象:湘南学園中学校高等学校の男女23名
◆内 容:
<男子生徒向け>
・「生理とは?」
・「生理用品って何がある?~女性が毎月使う生理用品事情~」
・「ディスカッション〜こんなとき、あなたならどうする?〜」
<女子生徒向け>
・「生理とは?」
・「日本と海外どう違う?〜自分に合ったものを選ぶための選択肢~」
・「ディスカッション〜こんなとき、あなたならどうする?〜」
◆スピーカー:株式会社Be-A Japan代表取締役 髙橋くみ、Chief Product Officer商品開発責任者 中村千春


【湘南学園について】

湘南学園中学校高等学校は、「湘南学園ESD(持続可能な開発のための教育)」という名で、中高6ヵ年の発達段階を考慮した様々なテーマを設定し、広く人間の生き方やものの見方・考え方、様々な文化に出会うことを通じて、生徒の認識と行動を豊かにしていくことを目指す「人格形成のためのカリキュラム」を実施。
学校サイト: https://www.shogak.ac.jp/highschool/esd_top/shonan_esd/


【Over the rainbow project 代表 市村優奈さんコメント】<右から3番目>

『2023 「生理は天然色」を終えて』
私が特に印象に残ったことが2つあります。
1つ目は、お互いの生理のことを話す中で、それぞれの生理の症状、認識の違いがみえたことです。生理の期間や経血の量、生理痛の有無、使ったことのある生理用品も、人によって違うことがわかりました。普段プロジェクトメンバー以外の友だちとは、生理の話をする機会がほとんどないため、とても新鮮でした。
参加してくれた人からの産婦人科診療のススメが、経験に基づいたものでわかりやすかったです。
また、私を含めタンポンを使ったことも触ったこともない人も多く、水を含んで開く瞬間に驚いていました。

2つめは男子に生理について聞いた時の反応です。迷いながらもちゃんと相手のことを思っていることがわかって感動しました。また、「相手が大変なのに自分が相手のために行動するのに恥ずかしがることはどこにもない」と堂々と言っていたのが印象的でした。

このセミナー内容は、公共の授業で学習した「形式的平等と実質的平等」と深い結び付きを感じました。また、生理を経験している女性同士こそ自分の経験を一般化しやすい危険を持っていることもわかり、私も気をつけていかなければいけないと思いました。
これからも、このセミナーを拠点にして、ジェンダーのさまざまな問題について、メンバーや他の方たちと話し合うことで視野を広げて活動していきたいです。


株式会社Be-A Japan代表取締役CEO
髙橋くみ

■コメント
「生理セミナー」を続けていきたいという湘南学園の生徒さんたちの想いに感激し、昨年続き今年もお声がけいただきましたことを心より嬉しく思いました。
というのも、昨年の湘南学園の生理セミナーはTikTok, Facebook等のSNS等でも大変大きな反響をいただきBé-Aの学校での生理セミナー活動が本格的にスタートするきっかけにもなったからです。
TikTokでは「自分の学校でもやってほしい!」、Facebookでは「自分の若い頃にこのような授業をしてもらえていたら・・」というようなお声を大変多く頂きました。
そのコメントを一つ一つ読み、正に社会に変化が起きている、ということを感じることができた、そんな特別な生理セミナーでした。

今回は昨年のセミナーより、生徒さんたちとお話ししながら内容をアップデートしました。将来留学したいと思っている女子学生さんのお声を元に、アメリカの生理用品を紹介したり、海外での生理用品の軽減税率対象事情などをお話ししたり、男子生徒さんたちからは「生理と環境問題について深く知りたい」というお声をいただき、内容に盛り込みました。
常にアップデートしている我々の生理セミナーですが、正しく広めていきたい、興味を持って少しでも役に立てるような内容にしたいという思いで続けております。

大人の我々の方がエールと元気をもらっている様に感じているBé-Aの生理セミナー活動ですが、今後も我々の目標である「生理だからといって諦めることのない社会作り」に向けて続けていきたいと思います。